2010年3月29日月曜日

バルセロナの朝

Mさん達のおかげで今日も快晴。自分が雨女であることを否定するために信じずに今まで来たけれど、今回は認めざるを得ないかなぁ。。



お天気は良いものの、空気はきりりと冷たい。
ホテルから歩いて旧市街へ。ランブラス通りは花屋さんや鳥屋さんが並び、観光客や遠足の子供たちでもう賑わっています。



ランブラス通りから横に入り、ノスタルジックな通りを抜けて行きます。目標はチョコラテリア。



まずは"Granja la Pallaresa"に行ってみました。そしてこのホイップクリームがこれでもかとのっているスイス風チョコラテにご対面!ちょっとすごいチョコラテってことで前々から思い焦がれていたところ、前日の「僕はSuizo(スイス風)が好き」というJorgeの言葉が拍車をかける!見た目のインパクトの強さとは裏腹にカップの中のチョコレートも上にのってる怪物wも甘さは抑え気味なので意外といけます。ただこれは両方を一緒に合わせてこそのグッドバランスですよ!まずは上から。。なんてご法度です。
これ好きだけど、やっぱり量がねぇ。。ww
あ、もちろんチュロスも一緒に!




お店に並んでいたのが一番下はプリンとクレマ・カタラーナ。中段は後ろにエンサイマーダがいっぱい。上段はチョコラテ用チョコレートですね。ちょっとしたスペイン甘味処。



小さい時から美味しいチョコラテ飲めていいね♪ 小さい子にはごちそうですよねぇ。「いい子にしてたら、明日はチョコラテ飲みに行きましょうね」なんて言われるのかなぁ。。



そしてもう1軒。"Granja Dulcinea"。前者のお店のすぐそば。こちらはクラシカルで落ち着いた雰囲気。なるほどダリが常連だったとか、カルロス・ルイス・サフォンの小説に出てきたとか分かる気がします。チョコラテはこちらもまた濃厚で美味しい。まりちゃんと私はこちらの店の味が好み。Jorgeは前者らしい。チュロスはくるりとねじった可愛いタイプですね。



どちらのお店もGranjaと頭についてるのは、Jorge曰くもともとミルク屋さんだった名残だとか。それにしても今回こんなに短い滞在の中でもチョコレート屋さんにけっこうお目にかかりました。もともとはコロンブスが持ち帰りチョコレート(カカオ)の歴史が最も古い国スペイン。ナポレオン3世に嫁いだスペイン人后妃ウーヘニア(英語ではウジェニー)がフランスバスクでチョコレート工場を作ったことから一般庶民の口にも入るようになったというし。これこそ元祖チョコレートドリンクなのでしょうね(マヤのものは別として)。
私の尊敬するクールな編集者Nさんが「もう私たち女ってチョコレートがあるだけで幸せよねぇ」って煙草片手におっしゃってたのを思い出し、思い出し笑い。だって本当に幸せなんですもの。

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