2009年10月19日月曜日

吉祥寺のおもしろいカフェ

吉祥寺の「mahika mano」です。



変わってる。。

何しろ靴を脱いで床に上がると、そこにはハンモックがいくつもぶら下がってる。で、そこに座ってお茶したり、ランチしたり、夜はお酒も飲めるんです。

横になってユラユラなのかしらんなんて期待してたら、それはありませんでした。上からぶらさがったこうきゅっとなったハンモックに包まれてるが如く座りました。何度か思いっきり揺らしたい衝動にかられるのを抑えるのが結構ストレスかも。。

ハンモックって思ったより座り心地良しで、家にあったら極楽だなぁ~。それも横になれるタイプが欲しいですよね。でもどこに?と思うとやっぱり我家では現実化できない。。残念。

「かぼちゃのニョッキ」を食べました。友達は「豆腐のロコモコ」を。お店の雰囲気同様、メニューもヘルシー志向なようです。
ところで、いったい夜はどうなんでしょう?昼よりも揺れてるハンモックの数が多いことは確実ですね。

2009年10月13日火曜日

マルガリータ王女

国立新美術館の「THEハプスブルク」展を観に行ってきました。ハプスブルク家にゆかりのある画家たちの絵画や王家の工芸品が展示されています。




この美術館、ライトアップするととっても綺麗だそう。

ハプスブルク家の歴代の皇帝、王達から多くの芸術家が恩顧を受けていました。ベラスケスもその1人です。スペインのフェリッペ4世がベラスケスを宮廷画家として庇護したことはスペインの、世界の美術史に大きな業績を残しました。



ベラスケスの「白い服の王女マルガリータ」。
前に少し触れましたフェリッペ4世の愛娘マルガリータです。「ラス・メニーナス」で描かれたドレスと同じですね。違うのはふわふわとした髪がくるくると綺麗に巻かれているところ。この頃のマルガリータはとても愛らしい。5歳の時だそうです。

マルガリータとレオポルト1世の政略結婚によりスペインとオーストリアの同盟が結ばれます。これは結婚前に皇帝に贈られたいわばお見合い写真だそうです。同様に贈られたという3歳(くらい)と15歳のベラスケスの絵がウィーン美術史美術館に所蔵されています。今回は来ていませんが、ベラスケスが描いた小さなマルガリータはそれは可愛らしいんです。

15歳で嫁いだマルガリータとレオポルト皇帝とは11歳の年齢差がありましたが、音楽や演劇などの趣味を共に楽しみ、マルガリータは皇帝に愛され幸せな生活をおくったそうです。ところが21歳(22歳といわれてますが、計算すると21だと思うのですが・・)でその短かった人生を閉じてしまいます。その時の皇帝の嘆きは大変なものだったといわれています。



��歳下の弟、フェリッペ王子です。絵は2歳の頃のようです。きれいなドレスを着た王子は女の子のように可愛らしい。椅子に右手をかけているのが身体が弱かったことを示しています。ところどころにはお守り、そしてどこにいるかを知らす鈴もつけています。いずれも身体の弱い王子を思ってのものばかり。エプロンもそんな意味合いがあるそうです。が、願いもむなしく、4歳のお誕生日を迎える前に亡くなってしまいます。はかない命の王子に悲哀を感じぜずにはいられません。

黒をベースに一見重々しく感じるベラスケスの絵ですが、黒によって引き出される他の色の対極、特に白や赤が鮮烈で美しい。近くで見ると雑に描かれてるとさえ思えるドレスのひだやレース、光沢が遠くから見るとまるで動きだしそうに見えるその技術の素晴らしさ・・私のようなものが今さら言うのもおこがましいですね。。。そしてただの肖像画では終わらない、その人物が語りそうな、他の肖像画とは何か異なった魅力を感じてしまいます。

調度この2枚の絵の前にベンチがあり、座ってゆっくりと観ることができるんです。実はこのマルガリータとは25年ぶり・・うれしい再会でした。

「THE ハプスブルク」国立新美術館 
2009年12月14日まで

2009年10月10日土曜日

ビルボードライブ

先日、六本木のミッドタウンにあるビルボードライブに行きました。
いやぁ。。素敵でした。
ステージの後ろのガラス越しに広がる高層ビルの夜景。キールを飲みながら、トップアーティストの生ライブをステージも間近に楽しめるなんて・・贅沢です。

大きな会場と違い1時間あまりの短いライブではありますが、今回のJoe(大人のR&Bを聴かせるシンガーソングライター!)はヒット曲と新しいアルバムからの曲をメドレーで次々と歌いあげてくれました。そのうえ、最後にマイケルの「Rock with you」のトリビュート!

両脇が20代のカップルってあらら。。。
でも、久々のライブ思いっきり満喫できました。
10年以上も聴いていなかったJoeの「All the things」をiPodで聴きながら、帰りの台風の強い風さえ心地良いほどでした。

2009年10月4日日曜日

じゃがいも料理

栗のレシピをアップしよう、しようと思っているうちに、もう10月じゃないですか。。
それも昨晩は十五夜お月さん。きれいでしたね。
またすっかりご無沙汰しました。



今月は早速、レシピをと思いました。
簡単なじゃがいも料理です。

コロンブスが持ち帰ったじゃがいも。ご他聞にもれずスペインはじゃがいも料理。。多いです。

レシピは「Patatas a la importancia(パタタス・ア・ラ・インポルタンシア)」大切なじゃがいも。。。というネーミングがなんとも可愛いスペイン料理です。

じゃがいものピカタをスープ煮します。
これとハムがあれば、赤ワインが美味しくいただけます。。焼いた魚や肉などのメインがあれば立派な食卓の脇役(主張強し)になります。はたまたパンと一緒に朝食にも。。。と活躍度高いです。


じゃがいものスープ煮

材料(2人分)
じゃがいも 中2個
小麦粉 適宜
卵 1個
スープ(水2カップ+ブイヨンキューブ1個)
オリーブオイル 小さじ2

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作り方
①じゃがいもは1cm厚さに切る。
②①に小麦粉をまぶし、溶き卵にとおす。
③フライパンを温めオリーブオイルを入れ②の両面をこんがりと焼く。スープを入れてじゃがいもがやわらかくなるまで弱火で煮込む。
・私は最後に思いっきり粗びき黒こしょうをふります。
・時間がある時はまず玉ねぎのみじん切りを甘みが出るまで炒め、ニンニクのみじん切りも一緒に炒めます。それからじゃがいもを加え焼き、後は同じです。さらに美味しい!