2010年1月12日火曜日

ニンニクのスープ

今日は寒かったですね。
お正月からの清々しい快晴が昨日から崩れて、いっきに冬の冷たさが・・来ましたねぇ。。私が住む杉並区はみぞれが降りました。
マドリッドも昨日は雪が降り、積もったそうです。



こんな寒い日にはスープがうれしいですね。
ほっこりと温まる“にんにくのスープSopa de ajo(castellana)”などいかがですか?たっぷりのニンニクで風邪気味のからだも元気になること請け合いです。

このスープは元来スペイン中央部に位置するカスティージャ地方の料理なんです。内陸性気候で冬が厳しいこの地方の人達には体を芯から温める作用や、風邪などのウイルスを退治する薬用効果もあるニンニクはその昔から厳しい冬を越す助けになったはず。残って硬くなったパン(フランスパン)、パプリカパウダー、そしてニンニク、どれもスペインの家庭にはあるもので、手軽にリーズナブルに作れるこのスープ、今ではスペイン全土で愛されるようになったのもうなずけます。


ニンニクのスープ

材料(2人分)
ニンニク 大2片
バゲット(薄切り)4~5枚
パプリカパウダー 小さじ2
スープ(水3カップ+固形ブイヨン1~2個)
卵 2個
オリーブオイル 大さじ1
塩、黒こしょう 各少々

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作り方
①ニンニクは薄切りにする。
②バゲットの薄切りはトースターでかりっと焼いておく(固くなったパンの場合はニンニクを炒めた後にそのまま入れて炒める)。
③鍋にオリーブオイルを入れて温め、①のニンニクを入れて焦げないように弱火で炒める。
④一度火を止めてパプリカパウダーをふり混ぜ合わせる。
⑤再び火をつけて、②のバゲットとスープを加えふたをして弱火で10分ほど煮込む。塩、こしょうで味を調える。
⑥卵を割り入れて、白身が少し固まってきたらスープをすくってかける。
白身がある程度固まったらできあがり。


*ベーコンやチョリソを入れたり、溶いた卵を入れても。にんにくはたっぷりと!

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