2011年11月1日火曜日

バルセロナへ

この日、サンティアゴ・デ・コンポステーラからバルセロナへ移動しました。

ホテルに荷物を置き、迎えに来てくれたラウラとすぐ食事に。
私のリクエストでバゲットサンド屋”Conesa”でLauraのボーイフレンドのペレも合流して昼食。

旧市街のゴシック地区へ。



下は〝Caelum"。修道院のお菓子を主に扱っているお店です。
軽く100年は経っていそうな昔のままの建物が素敵。



店内では地方の修道院のお菓子が食べられます。
これは1階。地下のカフェはさらに昔の造りを生かし、その雰囲気がまた素敵です。それもさることながら、ここではスペインのお菓子文化をいっきに垣間見ることができます。そのうえ、その場で修道女の手作りの味を堪能できるのですから、お菓子好きにはなんともうれしい場所。

 

色々な地方の修道院のお菓子や石鹸、リキュール、ワインなどを買うこともできます。→
Caelum
歩いていたら、チーズやはちみつのマーケットが出ていました。Vall del Tenesの山羊のチーズを買ってみました。
 
夕方にはバルセロナ長期滞在中のカメラマン宗田育子さんと落合い、まずは”Granja"へ。旧市街にGranjaと名前についているチョコラテ(チョコレート・ドリンク)屋さんがいくつかあります。それってもともとはミルク屋さんだった名残だそう。 

このお店はもうその名前のまま「Granja」です。

 
 
ペレ曰く、ここのSuizo(チョコレートドリンクの上にホイップクリームがたっぷりとのっているスイス風)も絶品だとのこと。でもなんて言っても食べたいのは、Mel i mato! このお店、一番おいしいとラウラのお墨付きなんですから。

mato羊のナチュラルチーズにMelはちみつをかけて食べるんです。チーズはほんのり甘いカッテージチーズのようで、はちみつとのコンビネーションがたまりません♡ 

この日はちょうど"メルセ祭り”のピークの日。この夜はドラゴンの行進が!

もっとも、この日を選んだおかげでとりたかったホテルがとれなかったり、街はたくさんの人でごった返していたりでしたが、ドラゴンの行進への期待がふくらむばかりです。だってドラゴンは火を吹くっていうではないですか。火を吹くドラゴンのパレードですよ♪ ふふふ♪

ところが、市庁舎に夜のパレードに出演するメンバーが勢ぞろいしておりました。思っていたよりも小さいのもいるし、豚までいるではないの。本当に火を吹くのか、これでテンションが上げられるのか、少し不安になってきました。


上画像、右下が聖ジョルディ伝説のドラゴン征伐の図です。
遠い遠い昔、カタルニア地方の守護聖人であるジョルディは美しい乙女をドラゴンから守ったといいます。死んだドラゴンの血は赤いバラに変わった・・・という、うっとりさせるようなこの伝説にちなんだパレードなわけです。

しかしどうも気がかりなのは、このグロテスクで真っ赤かな豚ですよ。。



ラウラお薦めのこの店のカップケーキを買い、次の日の朝、ホテルで紅茶と共に賞味。

下は夜のCaelum。修道院のお菓子の店です。夜もまた素敵。

 

ホルヘも来ることになり、この店で時間をつぶしました。ラウラ達の行きつけのカフェ。この時間はもう飲み屋さんでした。ラウラのおすすめは西洋かりんのパイ。私たちはビールのファンタレモン割り”Clara"でアルコールスタート。



ホルヘも合流して、みんなで夕食を軽くとり、パレードを待ちました。



はじまったのは10時くらいだったかな。画像がお粗末で分かりませんが、ドラゴンたち、かなり火を吹いておりました。なんと、あのメタボ豚も火を吹いてるではないですか!
 

何がすごいって、ドラゴンではなく後ろに付いて太鼓叩いてる人達とさらにその後にくっついて踊り狂っている人達!ドラゴンごとに太鼓グループのシャツの色が違う。まさにおはやし状態。これはテンションいっきに上がりました。



怪獣たちが出終わった市庁舎をスクリーンにして映像が展開。様々な映像が次から次と市庁舎の形態に合わせて流されます。この画像は積木。この後崩れたりするんです。もう口あんぐり状態で目が釘づけ!私にとってはこれ、アトラクションパーク以来の興奮度でした。

メルセ祭りは何日にもわたって色々なイベントが楽しめるそう。この日は金曜日、週末はメインイベントの目白押しだそうですから、翌日の夕方バスクへ立つのが嫌になってきました。

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