この日はちょっと早めにホテルを飛び出し、Vitoriaビトリアに出掛けました。
また、バスに乗っていくので気を引き締めて。
と思ったら、今回は全指定席で、すでに大変な混みよう。
週末をどこかで過ごし、ビルバオからビトリアの大学に帰る学生たちでごった返していました。
ビトリアに1時間15分ほどで到着。バスターミナルで違うバスに乗り換え、まずはさらに東に30kmほど離れたSalvatierraサルバティエラの修道院を訪ねることにしました。
バスク地方のアラバ県にあるサルバ・ティエラ。
またこれが小さな小さな村でした。
村の中を歩いて行くと、教会"サン・ファン・バウティスタ"が見えてきます。15世紀に建てられたという歴史ある教会です。
教会の左奥に見えるのがサン・ペドロ修道院・・が、ちらりと見えたのがクレーン車、それに工事中の大きな音。とっても嫌な予感。。。のとおり、なんと修復工事の真っ最中でした。「昨日のバスの次はこれ??」と一瞬にして半泣き状態の私。。
工事現場に行くと「修道女たちはいないよ」と冷たい言葉が返って来るだけ。訪ねても修道女たちのお菓子のことなど全然知らない様子。
帰るべきか否やか迷うものの、とりあえず何人か道行く人に訪ねると、修道女のお店が出ていることが判明!「きっとお菓子だけ売っているお菓子屋さんね。。あ~でも良かったあ」。
それは、村の中にひっそりとありました。
このディスプレイ。まさにお菓子屋さんです。
でも扉を開けると、迎えてくれたのは修道女ではないですか!
中にお菓子が並んでいるわけでもありません。このお店、修復工事中の臨時のお菓子売り場だそう。
「どこから来たの?え?日本なの?」と驚きの声をあげ、「地震は大変だったわね。あなたのところは大丈夫だったの?」、労いの言葉もかけてくれました。
それにしてもこの修道女、どこかで会ったような気がしてなりませんでした。それにお菓子たちも。
あ!以前観た動画だわっ!! 日本に戻り、その疑問が払拭!修道院名をちゃんと聞きとってなかったのに、偶然にも訪ねることができたなんて!うれしいじゃないですか♡
しかし写真でさえ駄目という修道院が多い中、こんな風に男子禁制の内部のルポを許可するのは珍しいはず。いくらキッチンと教会だけとは言え。→動画はこちらから。
お菓子の種類がたくさん。全部試したいくらいでしたが、持って帰るのにも限界ありますし、大いに迷いました。
トゥロンを2種類、袋にたっぷり入ったポルボロン、チョコレート菓子2種類を購入。ちなみに袋入りと箱入りがありました。
まだトゥロンは食べていませんが、このチョコレートがとっても美味しい!
ひとつは中に生チョコが入ったリッチな大粒チョコレート。もうひとつはヘーゼルナッツが入ったチョコレート。袋や箱には"Clarisas クララ会"と記されています。
そして動画でも作っていたChoco-Nuez。チョコレートの入ったパイです。
これは近くの公園で食べてみました。かなり濃厚でした。
次はビトリアの修道院を訪ねるために再びバスで移動です。
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