2008年8月14日木曜日

オックステール


昨日、闘牛場があるベンタスの地下鉄駅で
降り、マリカルメンの家へ向う時、
むしょうに「Rabo de toro」オックステールの煮込みが
食べたくなりました。

イタリア料理を食べたがっていた彼女に
我がままを通し、お昼は「オックステール」が
美味しい店にマリカルメンの息子のアルバロも
一緒に繰り出すことになりました。

アルバロはもう20歳。
しばらく会わない間に身長が180cm以上にも伸び、
可愛い顔がいつの間にか大人顔の
立派な男子になっているではないですか!
これ今回のマドリッドの驚きのひとつです。



「El Chorron」は色々な地方の代表料理が
食べられるカジュアルなお店。
と言っても、値段はそれなり。
ユーロになって、スペインは何もかも
上がったなぁ。。。



1階の(スペインでは0階と言います)
タパスも美味しいらしい。
あれ??この写真、所々がモノクロに!



突き出しのチーズはマンチェゴ。
トマトとアンチョビがとてもよく合う。



サラダは皮むきトマトにツナが美味しい。
ツナにはただのツナ缶だけではなく、
瓶詰めなども含め上から下までかなりのランクがあります。
ほぐしていないざっくりとしたタイプは
ランクは上。その中でも味がまた評価のしどころ。



赤身のお肉が得意のお店、ということで
牛肉のカルパッチョ。



待ってました!!
オックステールです!
「Rabo de toro」オックステールの煮込みは
南のアンダルシア地方の代表的な料理。
野菜とワインを入れて何時間もじっくりと
煮込みます。



骨からいとも簡単に肉がほろりと落ち、
なんともまあ軟らかいこと。
しつこくなく、やさしい味が
私好み。。トマト、人参、玉ねぎ、
赤ワインとシェリー酒の味がします。



アルバロが選んだ「Pilpil」干しダラのピルピル。
干しダラから出るゼラチンとオリーブオイルを
鍋でゆっくりとゆっくりと混ぜ乳化させた
ソースが特徴のバスク地方の料理です。

これも見た目より味はなかなか繊細。
美味しく頂きました。

私としてはもうひとつ
野菜料理が欲しかったけれど、
皆おなかいっぱい。



最後はガリシア地方のデザート
「Filloas」を3人でシェアしました。
「ここのはフランスのクレープに近過ぎる」と
マリカルメン。「それに中はカスタードの方が
おいしいよ」とアルバロはホイップクリームに異議あり。。

しかし、美味しかったな。この店のオックステール。

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