先週、歌舞伎座夜の部へ行ってきました。
演目の中のひとつ「郭文章 吉田屋」。
何回か観た事があったので、ワクワク指数はかなり
低かったのですが、今回は終始すっかりとはまりました。
商家のぼんぼん伊左衛門は花魁夕霧に現を抜かし、勘当の身。それでも会いたい気持ちを抑えられず、紙で作った着物といううらぶれた姿で夕霧のいる「吉田屋」を訪れます。二人の再会が伊左衛門の愛らしいしぐさで綴られる狂言です。
夕霧は実在した花魁で、早かった死を惜しまれたそうです。
今回演じた玉三郎さんはまさにニン。今でも消え入りそうな美しい夕霧。前回観た時は仁左衛門さんだけが浮き上がった感じの芝居で消化不良気味でしたが、今回は仁左衛門さんの素晴らしい演技も一層輝いていました。
これが歌舞伎の面白いところです。同じ狂言を何度観ても役者さんの演技と座のバランスで違う楽しみができるのですね。それが江戸の頃から長い間受け継がれ続け愛されて来た理由でしょうか。
そうそう京都の井筒八ツ橋本舗に
「夕霧」というお菓子があるんですよ。
その中に夕霧が伊左衛門に宛てた手紙が入っていて、それを箪笥に入れておくと着るものに困らない。といわれているそうです。(ところが昨年取り寄せた時、入っていなかったのは変わったのか、はたまた運が悪かったのか・・)
今回も着物を着て行きました。
白大島に母譲りの織りの帯で。
2009年4月30日木曜日
2009年4月26日日曜日
オリーブの木
今日、お嫁さんがやってきました。

家のひとりもんのオリーブの木に
片山さんが「家の娘を輿入れさせましょうか」と
縁談話があり。。。はや1年。
オリーブの木は自家受粉が難しく、
他のオリーブの木から受粉してはじめて実を結ぶのです。
それにしても、
家の子はやけに痩せててひょろっとしてる。
葉も少ない。なんか元気ない。。。

��年前家に来た時は1mにも満たない苗だったのです。
蝶の幼虫攻撃にあい、葉をみんな食べられてしまったり、私に枝を切られちゃったり。。受難の時もありました。
だけど背だけは伸びました。
う~ん。やっぱり栄養が足りないのでしょうか。。
鉢が小さすぎるのかしら。。

白いリボンを結んだ可愛いお嫁さんとツーショット。
片山さんありがとう♪
オリーブが生りますように!
家のひとりもんのオリーブの木に
片山さんが「家の娘を輿入れさせましょうか」と
縁談話があり。。。はや1年。
オリーブの木は自家受粉が難しく、
他のオリーブの木から受粉してはじめて実を結ぶのです。
それにしても、
家の子はやけに痩せててひょろっとしてる。
葉も少ない。なんか元気ない。。。
��年前家に来た時は1mにも満たない苗だったのです。
蝶の幼虫攻撃にあい、葉をみんな食べられてしまったり、私に枝を切られちゃったり。。受難の時もありました。
だけど背だけは伸びました。
う~ん。やっぱり栄養が足りないのでしょうか。。
鉢が小さすぎるのかしら。。
白いリボンを結んだ可愛いお嫁さんとツーショット。
片山さんありがとう♪
オリーブが生りますように!
2009年4月25日土曜日
2009年4月17日金曜日
吉祥寺にキャトルセゾン
2009年4月16日木曜日
ピキージョ赤ピーマン
ピキージョ赤ピーマン「手に入らな~い!作りたくても作れな~い!」とお嘆きの皆さん、生徒さん達、Buena noticiaです!
KALDIにて「カルティージャ」というメーカーの「ピキージョ・ピメント」という缶詰が5?0円で販売されています。無い場合は他の店舗から取り寄せてくれるそう。
実際まだ手にしていないのですが、近々写真をアップします。メーカーのスペインサイトのHPはこちら。ここから下「CATALOGO」へ行くとちらりとこの製品が見られます。
これがあればスペイン料理はとっても本格的に!
詰め物はもちろんですが、カナッペ、ピンチョスに
大いに役立ちますよ。
もちろんそのままでも立派なタパスになります。
焼いたニンニクを振ったり、ハーブや
アンチョビ、ツナ、ゆで卵との相性も抜群ですよ。
古谷さん情報をありがとうございました!
2009年4月13日月曜日
今月のお教室から
今月の「ふだん着のスペイン料理」はアンダルシアの料理でした。
プリメロ・プラト(第一皿目)は「アホ・ブランコ」
南の地方らしいコールドスープです。ガスパチョとは碁敵の間柄。白いにんにくとあるようににんにくがきいたアーモンドプードルで作る真白で濃厚なスープです。浮き実のマスカットが好相性。今回はメロンを使いましたがこれもまた相性良しです。

写真が無い。。これ昨年のお教室から。。。
VSガスパチョ!
ちなみにこちらがガスパチョです。。
写真的に分かり難い戦い。。
第2皿目は「フラメンカ・エッグ」。そら豆など春野菜を使った卵料理です。
そしてメインは「フラメンキーネス」というアンダルシア風豚肉巻きフライ。

アンダルシアらしく、飲み物は「サングリア」を
添えました。

デザートは「トシーノ・デ・シエロ」。濃厚なプリンです。「なんだか懐かしい味!」との声も。。
今回のお教室では大きなお皿に小さなこのお菓子を並べ、いちごやブルべリーなどを添えました。
おもてなしにはそんなプラスアルファで素敵になります。
プリメロ・プラト(第一皿目)は「アホ・ブランコ」
南の地方らしいコールドスープです。ガスパチョとは碁敵の間柄。白いにんにくとあるようににんにくがきいたアーモンドプードルで作る真白で濃厚なスープです。浮き実のマスカットが好相性。今回はメロンを使いましたがこれもまた相性良しです。
写真が無い。。これ昨年のお教室から。。。
VSガスパチョ!
写真的に分かり難い戦い。。
第2皿目は「フラメンカ・エッグ」。そら豆など春野菜を使った卵料理です。
そしてメインは「フラメンキーネス」というアンダルシア風豚肉巻きフライ。
アンダルシアらしく、飲み物は「サングリア」を
添えました。
デザートは「トシーノ・デ・シエロ」。濃厚なプリンです。「なんだか懐かしい味!」との声も。。
今回のお教室では大きなお皿に小さなこのお菓子を並べ、いちごやブルべリーなどを添えました。
おもてなしにはそんなプラスアルファで素敵になります。
2009年4月11日土曜日
歌舞伎座へ
日差しが暖かくなりましたね。
井の頭公園も高井戸から浜田山の神田川沿いの桜並木の桜もピークは終わったものの、まだまだ眼福です。いたずらな春風に花弁が舞い踊る姿もまた美し。
一昨日、歌舞伎座に行ってきました。
昼の部は「伽羅先代萩」の通し狂言です。仙台伊達藩のお家騒動を材にしたお話でそれぞれの幕に見どころがあるおもしろい演目です。「さよなら公演」ということもあり今をときめく役者さんが揃っているのもまた華やか。
見せ場の中のひとつ「飯炊き(ままたき)」がおもしろい。若君を守るために乳母「政岡」自らが隠れてご飯を炊くのです。きらびやかな御殿の一室で周りに気づかれぬようにお茶を立てているように見せかけながら。玉三郎丈演ずる政岡のお所作が美しい。お米をとぐ姿が優雅だなんて。。
楽しみにしていたのは吉右衛門丈の仁木弾正。お家乗っ取りを企てる極悪非道の弾正は不気味で嫌~な奴だけれど、見たいんだな。。これが。
しかし。。吉右衛門さんが優しそうな善人に見えてしまう。もっと怖~く殺気立った弾正希望!
いや、でも・・渡辺保さんが「ハラに悪を押さえて表面はあくまで平然たる具合。地味で渋い行き方。播磨屋びいきはもう一杯派手にやってもらいたいと思うところだろう」と批評を書いてらした!地味で渋いというのも感じられなかった。やっぱり私はただのミーハーなんですぅ。
そしてもう一方、楽しみにしていた仁左衛門丈の女役。仁木弾正の妹ってことでこれまた極悪「八汐」。その意地悪っぷりがもう最高!それでいて愛嬌がある。つくづく素晴らしい役者さん。
今回は歌舞伎に興味を持ち始めた長女と観たのですが、子供の死に嘆き悲しむ玉さんの迫真の演技に娘、ほろほろと泣いておりました!ねずみの着ぐるみが男の助に一喝され逃げ苦しみクルクルと回る様を見て、「す、すっごい!江戸時代からブレイクダンスをやっていたわけ?!」と娘。確かに背中を使ってくるくる回るすごい技!「ね!おもしろいでしょ!歌舞伎。」母えっへん。
実は先月の歌舞伎座で着物デビューを果たしたのです!ばんざ~い!でもその時は着付けの先生にチェックしてもらっちゃいました。。。
そうなんです。お正月に着物デビューしたいと年末から着付けを習いに行っていました。西荻の「ころもや」さんで着物センスが素敵な師匠勝呂さんの特訓(?)のおかげでどうにか今回は自分で着られました!
しかし、おそろしく時間がかかるんです。襟が決まらないと何度ともなく着直し、もう帯の時にはかなりのエネルギー消耗状態。

駅で「白大島ですか?」って聞かれました!!
「わぁ~分かりましたか!!」もううれしいのなんのって。そうなんです♪母譲りの白大島にアンティーク屋さんで衝動買いした黒い「宝尽くし」刺繍の名古屋帯です。春らしい桜ものはまだ持っていませんが、この日の長襦袢は桜、梅模様の入った友禅でございます♪
情けない着付けにつき写真は暗めです。。
井の頭公園も高井戸から浜田山の神田川沿いの桜並木の桜もピークは終わったものの、まだまだ眼福です。いたずらな春風に花弁が舞い踊る姿もまた美し。
一昨日、歌舞伎座に行ってきました。
昼の部は「伽羅先代萩」の通し狂言です。仙台伊達藩のお家騒動を材にしたお話でそれぞれの幕に見どころがあるおもしろい演目です。「さよなら公演」ということもあり今をときめく役者さんが揃っているのもまた華やか。
見せ場の中のひとつ「飯炊き(ままたき)」がおもしろい。若君を守るために乳母「政岡」自らが隠れてご飯を炊くのです。きらびやかな御殿の一室で周りに気づかれぬようにお茶を立てているように見せかけながら。玉三郎丈演ずる政岡のお所作が美しい。お米をとぐ姿が優雅だなんて。。
楽しみにしていたのは吉右衛門丈の仁木弾正。お家乗っ取りを企てる極悪非道の弾正は不気味で嫌~な奴だけれど、見たいんだな。。これが。
しかし。。吉右衛門さんが優しそうな善人に見えてしまう。もっと怖~く殺気立った弾正希望!
いや、でも・・渡辺保さんが「ハラに悪を押さえて表面はあくまで平然たる具合。地味で渋い行き方。播磨屋びいきはもう一杯派手にやってもらいたいと思うところだろう」と批評を書いてらした!地味で渋いというのも感じられなかった。やっぱり私はただのミーハーなんですぅ。
そしてもう一方、楽しみにしていた仁左衛門丈の女役。仁木弾正の妹ってことでこれまた極悪「八汐」。その意地悪っぷりがもう最高!それでいて愛嬌がある。つくづく素晴らしい役者さん。
今回は歌舞伎に興味を持ち始めた長女と観たのですが、子供の死に嘆き悲しむ玉さんの迫真の演技に娘、ほろほろと泣いておりました!ねずみの着ぐるみが男の助に一喝され逃げ苦しみクルクルと回る様を見て、「す、すっごい!江戸時代からブレイクダンスをやっていたわけ?!」と娘。確かに背中を使ってくるくる回るすごい技!「ね!おもしろいでしょ!歌舞伎。」母えっへん。
実は先月の歌舞伎座で着物デビューを果たしたのです!ばんざ~い!でもその時は着付けの先生にチェックしてもらっちゃいました。。。
そうなんです。お正月に着物デビューしたいと年末から着付けを習いに行っていました。西荻の「ころもや」さんで着物センスが素敵な師匠勝呂さんの特訓(?)のおかげでどうにか今回は自分で着られました!
しかし、おそろしく時間がかかるんです。襟が決まらないと何度ともなく着直し、もう帯の時にはかなりのエネルギー消耗状態。
駅で「白大島ですか?」って聞かれました!!
「わぁ~分かりましたか!!」もううれしいのなんのって。そうなんです♪母譲りの白大島にアンティーク屋さんで衝動買いした黒い「宝尽くし」刺繍の名古屋帯です。春らしい桜ものはまだ持っていませんが、この日の長襦袢は桜、梅模様の入った友禅でございます♪
情けない着付けにつき写真は暗めです。。
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