「心も体も温まる スペインのスープと煮込みレシピ」
Kindle版が出ました!
Kindele ストア
2013年9月10日火曜日
2013年7月15日月曜日
セゴビアの修道院
引き続き、セゴビアの修道院です。
前回のように画像を左寄せにして文章をその横にしたいと
思っていましたが、携帯表示のほうがバラバラに出てしまい
ひどいことになっているようです。。ぐすん。
素人にはどうすれば改善されるのか、改善する余地もないのか
まったく不明です。。
なので、また今までどおりにします。
セゴビアでもうひとつ訪れたのは
サント・ドミンゴ・エル・レアル修道院。ドミニコ会の修道院です。
やはり旧市街の中にひっそりと佇む、歴史の古い修道院。
この修道院はお菓子ではなく、「工芸品」を作っていることで
知られています。
15世紀初頭からあるこの修道院、
ムデハル様式などを取り入れ、とても美しいそうです。
特に17世紀ゴシック様式の礼拝堂はしごく壮麗だとか。。
内部まで入る事はできないので、ただただ想像するばかりです。。
作品の数々。居合わせたスペイン人の女の子たちは
友達の結婚式のお祝いにするために、オーダーしていたものをとりに来たところでした。
手工芸ということもあり、ひとつずつが意外と高いのです。
どれも素敵だったけれど、小さめの可愛らしいものを購入しました。
2013年7月6日土曜日
セゴビアの修道院
マドリッドから車で1時間ちょっとのセゴビア。
ローマ時代の水道橋、中世のお城など歴史的建造物も多く残り、
旧市街は世界文化遺産でもある、観光地として名高い町です。
昨年の秋のことですが、セゴビアの修道院を訪ねました。
観光地と言えども、ちょっと小径に入ると人も少なく
静かな空気が流れています。
インマグラーダ・コンセプション修道院も
旧市街のそんな小径に。
フランシスコ会の修道女たちが
この建物に住みはじめたのは
120年前 だそうです。
小さな入口の上にある聖女マリア像
がかわいらしい。
前もって許可を頂いていたので、
たくさんお菓子や料理、修道院の生活の
お話をうかがうことができました。
3人の修道女たちとお話しましたが、
最後まで色々と話を聞かせてくれたのは
リリアーナ修道女。
祖国コロンビアからこの修道院に
やってきたのが14歳という、現在28歳の
彼女、実は「スペインで一番有名な修道女」
と呼ばれている有名人なのです。
以前、スペインCS放送の
料理チャンネルで修道女の料理という番組を
同修道院の83歳のベアトリス修道女と一緒に
担当していたのです。
料理本も出版しているので、積極的に公共の場に出ているのかと思いきや、収録も撮影もすべて修道院の中でだったそうです。生活にそんなに大きな変化はなかったと言います。
でも、リリアーナが見せてくれたレシピファイルは
写真入りできれいに整理されていました。
今まで見たことのない、専門家っぽい感じですよ!
ファイルの中から、色々なお菓子の作り方を
教えてもらいました。アロス・コン・レチェや
プリン、揚げ菓子、パイ生地の作り方まで
丁寧に。
最後にはファイルから取り出してプリントしたレシピもくださって、 ありがたいです!
お菓子の売店でポルボロン、クッキーなどを
購入しました。
その中でも美味しかったのがりぼんパイ。
なんでもないシンプルなお菓子なのですが、
軽くてやさしい口あたり。どんどん食べて
しまいます。
2013年6月30日日曜日
Hanako No.1044
発売中の「Hanako」はバル特集です。
アサヒビールさんタイアップのページにパエリャを3品ご紹介させて頂きました。
さわやかなカヴァと一緒に、これからの季節にぴったり。
ぜひ活用してください!
パエリャの単発クラス空きがでました!ぜひご参加ください!
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2013年6月29日土曜日
レッド・ライト
久々に映画のことです。。
最近観たスペイン関連の映画は、
映画館鑑賞で楽しんだスペイン映画「朝食、昼食、そして夕食」。
これもなかなか素敵な作品ですが、東京、大阪ではもう終わってしまって、
今は神戸で上映中のようです。
ちょっとまたブログで紹介しそびれた感ありですね。。
最近DVD化され、レンタルもできる作品といえば、「レッド・ライト」 。
スペインの新鋭ロドリゴ・コルテス監督の今年2月に公開された作品です。
ハリウッド進出となった棺の中に閉じ込められた男が主人公の「リミット」、
そしてドキュメント風ホラー「アパートメント:143」など
シチュエーションスリラーと呼ばれる部類の映画が話題でした。
個人的に怖いのは全く駄目なチキンでして、まして生き埋めはもっとも不得意。
なので未だ未鑑賞です。。
しかし、この映画は超常現象やオカルト現象の正体を暴いてくれるという
チキンにうれしい内容なのでした。
最近観たスペイン関連の映画は、
映画館鑑賞で楽しんだスペイン映画「朝食、昼食、そして夕食」。
これもなかなか素敵な作品ですが、東京、大阪ではもう終わってしまって、
今は神戸で上映中のようです。
ちょっとまたブログで紹介しそびれた感ありですね。。
最近DVD化され、レンタルもできる作品といえば、「レッド・ライト」 。
スペインの新鋭ロドリゴ・コルテス監督の今年2月に公開された作品です。
ハリウッド進出となった棺の中に閉じ込められた男が主人公の「リミット」、
そしてドキュメント風ホラー「アパートメント:143」など
シチュエーションスリラーと呼ばれる部類の映画が話題でした。
個人的に怖いのは全く駄目なチキンでして、まして生き埋めはもっとも不得意。
なので未だ未鑑賞です。。
しかし、この映画は超常現象やオカルト現象の正体を暴いてくれるという
チキンにうれしい内容なのでした。
ロバート・デニーロ、シガーニー・ウィーパーと大物出演
ということもさることながら、
キ、キリアン・マーフィーが!それも観ているうちになんと、
え?これ彼が主役じゃないの♡ というキリアンファンの私としては
めちゃくちゃおいしい映画なんです。
シガーニー演ずる物理学者と助手(キリアン)が超常現象を科学によって
その嘘と正体を暴いていきます。さらにデニーロ扮する超能力者のトリックを
暴こうとする2人に危険がせまる・・というスリリングなストーリー展開。
「(観客は)映画が始まった時点で安心していて、自分で自分の考えを
コントロールできると信じている。でもだんだんその感覚を失っていくだろう」
というコルテス監督の意図どおり、観てる時に「ひょっとしたら・・」と
信じたり、疑ったり、ふらふらしてる自分がいたりしました。
最後のオチには「な、なに??」と口あんぐりしてしまうほど、
しまいにはストーリーにひっぱられ、真実はどう暴かれるのかと、
完全に私はキリアン応援位置に引き込まれちゃってました。
このオチですが、コルテス監督がMTVのインタビューで
「僕は最後まで終わることを抵抗するような映画が好きなんだ」と
言ってたそのとおりに、終わりが始まりだったりするわけか・・
と思うわけですが、すっきり片付けてほしかった人は
このオチに違和感を覚えるかも。
おそらくこの映画のテーマかと思われる「何を信じるか」、
目で見たもの、人の言葉、奇跡という希望、
そして自分自身。
ネットをはじめとする多くの情報で「何が本物?
何を信じたらいいの?」と戸惑うこともしばしば。
そんな現代への問いかけでもあるかもしれません。
それにしても、大物俳優を起用できた監督の手腕はすごいな。
奇才と呼ばれ期待されている証ですね。
ふつうのスペインのおにいちゃんコルテス監督とキリアンのツーショット。
「スペイン映画・関連映画」というラベル作ってみました。
と言っても中身はまだこれ入れて4つですが・・
スペイン映画に興味のある方、のぞいてみてください!
2013年6月25日火曜日
アーティチョーク
先日、新潟の方からアーティチョークをいただきました。
箱を開けたら、紫のものと緑のもの。葉の尖ったものと丸いもの。
かわいいアーティチョークがいっぱい!
大好物だけに、私の興奮度はヒートアップですよー!
箱を開けたら、紫のものと緑のもの。葉の尖ったものと丸いもの。
かわいいアーティチョークがいっぱい!
大好物だけに、私の興奮度はヒートアップですよー!
スペインでは葉が丸いものが主流で、尖ったものは
私もはじめてです。
さて、食べ方ですが、
まずはガクと先のほう(と言ってもかなり切る)を包丁で落とし、かたい葉をむきます。
これがまたけっこうむくんですよね。
「え?そんなにむいちゃうの??」って思われるかもしれませんが、
中のやわらかい部分、スペインでは Corazonと呼ばれてる部分までです。
食べ方は色々ありますが、
なんと言っても、大好物の炒め物が食べたい!
それで、そういう時は中心部のCorazonを6〜8つに切ります。
そしてレモン果汁(ビネガーでも)を混ぜた水に20〜30分つけて、
アクをとります。
水気をふきとって、小麦粉を薄くはたき、
フライパンにオリーブオイルを多めに温めてアーティチョークを
焦げないようにゆっくりとやわらかくなるまで焼きます。
にんにくとあったベーコンを薄切りにして一緒に炒めました。
なつかしい、スペインの味。おいしいです♡
次の日はベーコンを生ハム版で。
スペインでとても馴染みの深い料理です。
画像は生ハムと炒めたもの。
残りのアーティチョークは切ってCorazon部分を
ゆでて、冷凍しました。
これから、詰め物にしたり、ごはんと煮こんだり、あさりと煮こんだり、
とゆっくり楽しむのでございます♡
佐久間さん、ありがとうございます!
2013年6月12日水曜日
さっちゃんデビュー!
長くアシスタントをしてくれているさっちゃんこと
成瀬佐智子が雑誌デビューしました!
いつも静かでおとなしいさっちゃんですが、仕事の時にはテキパキと動き、
私の右腕となり、ふだんも静かに応援してくれ、
私の大きな支えになってくれています。
スペイン料理をはじめ料理に怖いものなしなのですが、
さっちゃん、実はお菓子の研究家なのです。
お菓子学校の師範を持ち、独自のお菓子を作り続けています。
それがなんともやさしく、上品な魅力的なものばかり。
デビューメニュー「メープルバナナのパルフェ」も
簡単にできるのにおいしくて、
そのうえ、固めてアイスクリームみたいに食べたり、
やわらかいのを食べたり、と2通り楽しめて
私はこれをどんぶり・・いやタッパー1個分平らげてしまいました。
「婦人之友」7月号、今日発売です。ちなみに8月号にも登場!
私の雑誌デビューも思えば「婦人之友」でした。
まだスペインに住んでいた頃、載せて頂いたのは10年以上前のこと。
まさに料理家としてのスタートだったんです。
あ〜♪この偶然がなんともうれしい。
不甲斐ない私のアシスタントでデビューが遅れてしまったけど、
これから大きく大きく活躍していってほしいです!
みなさん、応援よろしくお願いします!
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