2013年7月6日土曜日

セゴビアの修道院





















マドリッドから車で1時間ちょっとのセゴビア。
ローマ時代の水道橋、中世のお城など歴史的建造物も多く残り、
旧市街は世界文化遺産でもある、観光地として名高い町です。




















昨年の秋のことですが、セゴビアの修道院を訪ねました。
観光地と言えども、ちょっと小径に入ると人も少なく
静かな空気が流れています。





















インマグラーダ・コンセプション修道院も
旧市街のそんな小径に。

















フランシスコ会の修道女たちが
この建物に住みはじめたのは
120年前 だそうです。

小さな入口の上にある聖女マリア像
がかわいらしい。





前もって許可を頂いていたので、
たくさんお菓子や料理、修道院の生活の
お話をうかがうことができました。

3人の修道女たちとお話しましたが、
最後まで色々と話を聞かせてくれたのは
リリアーナ修道女。
祖国コロンビアからこの修道院に
やってきたのが14歳という、現在28歳の
彼女、実は「スペインで一番有名な修道女」
と呼ばれている有名人なのです。

以前、スペインCS放送の
料理チャンネルで修道女の料理という番組を
同修道院の83歳のベアトリス修道女と一緒に
担当していたのです。
料理本も出版しているので、積極的に公共の場に出ているのかと思いきや、収録も撮影もすべて修道院の中でだったそうです。生活にそんなに大きな変化はなかったと言います。

でも、リリアーナが見せてくれたレシピファイルは
写真入りできれいに整理されていました。
今まで見たことのない、専門家っぽい感じですよ!

ファイルの中から、色々なお菓子の作り方を
教えてもらいました。アロス・コン・レチェや
プリン、揚げ菓子、パイ生地の作り方まで
丁寧に。
最後にはファイルから取り出してプリントしたレシピもくださって、 ありがたいです!

















お菓子の売店でポルボロン、クッキーなどを
購入しました。
その中でも美味しかったのがりぼんパイ。
なんでもないシンプルなお菓子なのですが、
軽くてやさしい口あたり。どんどん食べて
しまいます。



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