2013年6月30日日曜日

Hanako No.1044

発売中の「Hanako」はバル特集です。
アサヒビールさんタイアップのページにパエリャを3品ご紹介させて頂きました。
さわやかなカヴァと一緒に、これからの季節にぴったり。
ぜひ活用してください!






















パエリャの単発クラス空きがでました!ぜひご参加ください!

2013年6月29日土曜日

レッド・ライト

久々に映画のことです。。

最近観たスペイン関連の映画は、
映画館鑑賞で楽しんだスペイン映画「朝食、昼食、そして夕食」。
これもなかなか素敵な作品ですが、東京、大阪ではもう終わってしまって、
今は神戸で上映中のようです。
ちょっとまたブログで紹介しそびれた感ありですね。。

最近DVD化され、レンタルもできる作品といえば、「レッド・ライト」 。 
スペインの新鋭ロドリゴ・コルテス監督の今年2月に公開された作品です。
ハリウッド進出となった棺の中に閉じ込められた男が主人公の「リミット」、
そしてドキュメント風ホラー「アパートメント:143」など
シチュエーションスリラーと呼ばれる部類の映画が話題でした。
個人的に怖いのは全く駄目なチキンでして、まして生き埋めはもっとも不得意。
なので未だ未鑑賞です。。

しかし、この映画は超常現象やオカルト現象の正体を暴いてくれるという
チキンにうれしい内容なのでした。


ロバート・デニーロ、シガーニー・ウィーパーと大物出演
ということもさることながら、
キ、キリアン・マーフィーが!それも観ているうちになんと、
え?これ彼が主役じゃないの♡ というキリアンファンの私としては
めちゃくちゃおいしい映画なんです。


シガーニー演ずる物理学者と助手(キリアン)が超常現象を科学によって
その嘘と正体を暴いていきます。さらにデニーロ扮する超能力者のトリックを
暴こうとする2人に危険がせまる・・というスリリングなストーリー展開。

「(観客は)映画が始まった時点で安心していて、自分で自分の考えを
コントロールできると信じている。でもだんだんその感覚を失っていくだろう」
というコルテス監督の意図どおり、観てる時に「ひょっとしたら・・」と
信じたり、疑ったり、ふらふらしてる自分がいたりしました。

最後のオチには「な、なに??」と口あんぐりしてしまうほど、
しまいにはストーリーにひっぱられ、真実はどう暴かれるのかと、
完全に私はキリアン応援位置に引き込まれちゃってました。

このオチですが、コルテス監督がMTVのインタビューで
「僕は最後まで終わることを抵抗するような映画が好きなんだ」と
言ってたそのとおりに、終わりが始まりだったりするわけか・・
と思うわけですが、すっきり片付けてほしかった人は
このオチに違和感を覚えるかも。

おそらくこの映画のテーマかと思われる「何を信じるか」、
目で見たもの、人の言葉、奇跡という希望、
そして自分自身。
ネットをはじめとする多くの情報で「何が本物?
何を信じたらいいの?」と戸惑うこともしばしば。
そんな現代への問いかけでもあるかもしれません。

それにしても、大物俳優を起用できた監督の手腕はすごいな。
奇才と呼ばれ期待されている証ですね。
ふつうのスペインのおにいちゃんコルテス監督とキリアンのツーショット。

と言っても中身はまだこれ入れて4つですが・・
スペイン映画に興味のある方、のぞいてみてください!



2013年6月25日火曜日

アーティチョーク

先日、新潟の方からアーティチョークをいただきました。
箱を開けたら、紫のものと緑のもの。葉の尖ったものと丸いもの。
かわいいアーティチョークがいっぱい!
大好物だけに、私の興奮度はヒートアップですよー!


スペインでは葉が丸いものが主流で、尖ったものは
私もはじめてです。

さて、食べ方ですが、
まずはガクと先のほう(と言ってもかなり切る)を包丁で落とし、かたい葉をむきます。
これがまたけっこうむくんですよね。
「え?そんなにむいちゃうの??」って思われるかもしれませんが、
中のやわらかい部分、スペインでは Corazonと呼ばれてる部分までです。

食べ方は色々ありますが、
なんと言っても、大好物の炒め物が食べたい!
それで、そういう時は中心部のCorazonを6〜8つに切ります。
そしてレモン果汁(ビネガーでも)を混ぜた水に20〜30分つけて、
アクをとります。

水気をふきとって、小麦粉を薄くはたき、
フライパンにオリーブオイルを多めに温めてアーティチョークを
焦げないようにゆっくりとやわらかくなるまで焼きます。

にんにくとあったベーコンを薄切りにして一緒に炒めました。
なつかしい、スペインの味。おいしいです♡

次の日はベーコンを生ハム版で。
スペインでとても馴染みの深い料理です。
画像は生ハムと炒めたもの。


残りのアーティチョークは切ってCorazon部分を
ゆでて、冷凍しました。
これから、詰め物にしたり、ごはんと煮こんだり、あさりと煮こんだり、
とゆっくり楽しむのでございます♡
佐久間さん、ありがとうございます!

2013年6月12日水曜日

さっちゃんデビュー!


長くアシスタントをしてくれているさっちゃんこと
成瀬佐智子が雑誌デビューしました!

いつも静かでおとなしいさっちゃんですが、仕事の時にはテキパキと動き、
私の右腕となり、ふだんも静かに応援してくれ、
私の大きな支えになってくれています。



スペイン料理をはじめ料理に怖いものなしなのですが、
さっちゃん、実はお菓子の研究家なのです。
お菓子学校の師範を持ち、独自のお菓子を作り続けています。
それがなんともやさしく、上品な魅力的なものばかり。
デビューメニュー「メープルバナナのパルフェ」も
簡単にできるのにおいしくて、
そのうえ、固めてアイスクリームみたいに食べたり、
やわらかいのを食べたり、と2通り楽しめて
私はこれをどんぶり・・いやタッパー1個分平らげてしまいました。

「婦人之友」7月号、今日発売です。ちなみに8月号にも登場!

私の雑誌デビューも思えば「婦人之友」でした。
まだスペインに住んでいた頃、載せて頂いたのは10年以上前のこと。
まさに料理家としてのスタートだったんです。
あ〜♪この偶然がなんともうれしい。

不甲斐ない私のアシスタントでデビューが遅れてしまったけど、
これから大きく大きく活躍していってほしいです!
みなさん、応援よろしくお願いします!

2013年4月16日火曜日

近況です。

またお知らせが少し遅れてしまいましたが、今月発売の掲載誌です。

今月から「やさい流」から「もてなし流」に変わった
朝日新聞土曜版be。
スタートの4月を担当させて頂いています。


1週目はお花見にも役に立つのでは、
とライスサラダをお弁当仕立てにしてみました。
シャキッとした長芋をマスタードとオリーブオイル風味で。
おかずもさっさと簡単に作れる春らしい素材を使ったものばかりです。

先週末はスペイン風デビルドエッグ。
タパスの定番でもあり、簡単なのにおもてなしにぴったり。
おいしいですよ!

今週の土曜日もお楽しみに!





















日本テレビ「キューピー3分クッキング」は50周年記念。
「いつまでも残しておきたいベスト150レシピ」に私のスペインオムレツも
入れて頂きました。この本、レシピが魅力的なものばかり。充実しています。
結婚祝いなどのプレゼントに使いたい!


dancyu(プレジデント社)5月号
ヤマザキパンがタイアップのページ「世界の朝食」で
スペイン料理「ミガス」を紹介させて頂いています。
かたくなったバゲットを使った古くからあるスペイン料理ですが、
今回、「まるで炒飯みたい!」という感想に目からウロコ。
残ったパンに野菜や肉などを加えて炒めるその発想は、確かに似ています。
残りものやあるものを使って立派な一品に変えてしまう・・
どこの国でも、誰もが考える生活の知恵なのですね。


2013年4月9日火曜日

カタルニアのイースターケーキ

今年のスペインの聖週間は3月24日からはじまり、
4月1日のイースター月曜日で締めくくられたようです。

復活祭よりもイエスの受難に思いをはせる行事「聖週間」に
重点を置くスペインですが、カタルニアにはイースターを
お祝いする可愛いお菓子があります。

1日、バルセロナのペレからこんな画像が送られてきました。









このケーキ、ペレのママが作った
「Mona de Pascua」という復活祭のお菓子です。
カタルニアで生まれ育ったママが毎年欠かさず作る伝統菓子。

こちらは昨年のペレのママのケーキ。
今年のと比べるとちょっと大人っぽい雰囲気。
復活にまつわる卵のチョコレートと羽はお決まりのようですね。
このチョコレートだけでも Mona de Pascuaと呼ぶそう。















スペインの地味なお菓子の中では、なんともにぎやかで
可愛らしいこのケーキ。好きだな〜。
私も来年は挑戦してみたいな。

2013年4月3日水曜日

リニューアル!

お教室を始めて8年が経ちました。
それと同時に始めたHP、そしてこのブログも
困ったことに更新は少ないながら、もう7年。
はやいものです。

このほど改めてリニューアル致しました。

気分も一新でございます!

これからもどうぞよろしくお願い致します。


ブログは第1回目から引き連れてきました。

ホームページはクローズして、お教室のインフォメーションなどは
こちらから飛べるようにいたしました。
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photo by miwa kumon