2012年6月12日火曜日

レタスクラブの付録

 最近宣伝ばっかりのブログになっちゃってますが、今月号のレタスクラブ掲載のお知らせです。特大付録の「バルつまみ」やらせていただきました。代表的なスペイン料理ばかりのとっても濃い内容です。主婦の方はもちろん、色々な方に見て頂きたいレシピ集です!

それから、6月16日(土)の単発「パエリャ」クラス、2つお席が残っています!ぜひご参加ください!詳しくは5月22日のブログをごらんくださいね!



2012年6月8日金曜日

10分で「本格タパス」カバー

7月9日に発売の「10分で本格タパス」(講談社)の表紙が決まりました!「ガリシア風タコ」と「アンダルシア風オレンジとタラ」です!デザインは若山嘉代子さん。


2012年6月5日火曜日

最近のお教室から

最近、お教室のこともアップしていませんでしたが、毎月3コース、生徒さんたちと楽しくやってま~す♪


今月の「ふだん着のスペイン料理」はマジョルカ島の料理です。地中海に浮かぶ島マジョルカの料理はまた個性的です。1年中温暖な気候な土地柄、トマトや赤ピーマン、夏野菜をたっぷり使った料理がおいしい。

トマトとズッキーニのスープに、ヤリイカの詰め物。野菜のコカはこれから旬の夏の野菜をのせ、オーブンで焼いたマジョルカの代表的な郷土料理です。この日は生徒さんに頂いたマジョルカ産のきりっと冷やした白ワインがぴったりでした。お菓子はスペイン産の松の実をたっぷりとまぶしたケーキです。

2012年5月31日木曜日

「修道院のお菓子」発売されました!

 「修道院のお菓子・・スペイン修道女のレシピ・・」(天然生活ブックス:地球丸)が発売になりました。

修道院のお菓子、と言ってもいったいどんなものなのか、なんだかぴんときませんよね。
素朴で作り方もシンプルで、でもなんだかなつかしい味わいでおいしい。それにはこんな由来があり、現代に至っているからなのです。


中世の頃、大きなかまどを持っているのはお城と修道院だけでした。当時一般市民には遠い存在だったお砂糖も、そして卵や小麦粉、乳製品などにこと欠かなかったのです。大航海時代、黄金時代、とその歴史的背景もあり、修道院ではお菓子作りに適した環境が整っていました。

そしてまた、王侯貴族の影響はもちろん、レコンキスタによって改宗したイスラム教徒、ユダヤ教徒たちの影響を受けざるを得ない環境にあった修道院。それはお菓子作りにも大いに反映され、お菓子をどんどんと進化させていったのです。

主に奉納や寄付、王侯貴族の行事などにお菓子作りがされていましたが、それは決してきらびやかなものではなく、当時贅沢とされていたお砂糖や卵を使ったもの。試行錯誤され作られたお菓子はたいそうおいしかったことでしょう。その味には王家の人々さえ感嘆したと言います。

修道院のレシピはその頃から、修道女から修道女たちに口伝えと実践で伝授されながら長い間、各修道院で秘伝のレシピとして守られてきました。

現代では、その当時とは違い教会の維持が難しくなってきたこともあり、お菓子作りが盛んな修道院ではお菓子を外部にも販売するようになり、私たちもその味を楽しむ事ができるようになりました。スペインではおいしいお菓子の代名詞として、中世からそして今でも愛されているのです。



修道院のお菓子、実はいろいろなお菓子の原点だったりします。ほとんど変ることなく、ま、ふつうだったらおしゃれになっていくところが、地味~で素朴なまま残っているのが、スペインの修道院。それがまた愛らしく感じてしまいます。

そんなお菓子をこの本では小さなお話を添えながら紹介していきます。

そしてなによりもお伝えしたいのは、そのシンプルな材料と作り方、口に含んだ時のなつかしさ、かみしめた時の深い味わい。家庭で作るのは素朴でやさしい、こんなお菓子が良いと思うのです。

ぜひ、楽しんで下さいね!

2012年5月27日日曜日

思いでのプレート




このふたつのプレート、実は言葉が彫ってあるんです。スペインに住んでいた頃に、小さな村の夏祭りのイベントでお菓子のコンテストがありました。13年前のこと。まだ小さかった娘たちとケーキを作って参加したんです。それでその時に優勝して頂いたもので、記念の言葉が記されています。

今回の「修道院のお菓子」の本にこのプレートたちの出番があったのです。

スタイリストの大谷マキさん、私物のパリで見つけたというアンティークな型や素敵なかごなど撮影時色々なものを持ってきて下さり、毎回の撮影が楽しみでした。
 私の私物も素敵にスタイリングしてくださって、中でも亡くなった母が編んだレースなども素敵に登場させてくださった時には思わず胸がいっぱいになってしまいました。

そして、このふたつのプレート。存在をすっかりわすれるほどの場所に置いてあったのを、大谷さんが発見。そしてひとつはりんごケーキと、もうひとつはくるみのお菓子と。大谷さんの手にかかると村でもらった記念プレートもとってもおしゃれに♡

今回の本はそんなスタイリングひとつひとつにも実はストーリーがあるんです。

2012年5月25日金曜日

ESSE掲載中

 "ESSE(エッセ)'扶桑社に先月号からアサヒビールさんタイアップページの連載をさせて頂いています。

アサヒビールさんのワイン「アルバリ」にぴったりのタパスを毎月1品、ご紹介していきます。アルバリはスペイン、バルデペニャースのおいしいワインです。カジュアルワインながら、満足度は大。私にとってはスペインに住んでいた頃から馴染みのあるワインです。 詳しくはこちら

6月号は、爽やかな白の’アイレン’に合う、「いわし刺身のマリネ」です。

2012年5月24日木曜日

講習会(グランジャポン)

今日は講習会でした。あざみ野の「グランジャポン」さん に招いて頂き、代表的なスペイン料理を作りました。

グランジャポンさんはスペインのものを輸入してらっしゃるのですが、これがおもしろいものばかり。はちみつブランド「サンフランシスコ」のはちみつやはちみつ入りの紅茶やハーブティー。これからの季節、冷やして飲むのにおいしいと思います。はちみつが入っていてすでに甘いのでハーブなど加えてさわやかにいただくといっそうおいしそう。やってみよう。

それから、びっくりしたのは「コラカオ」を輸入していること!スペイン人にとってコラカオはなじみ深いインスタントドリンク。牛乳で溶かして飲むチョコレートドリンク、ま、ココアですね。バルやカフェテリアなどにも絶対ある、ココアの代名詞です。もちろん子供のためですが、実は大人も大好きですよ♡それを独占輸入してるなんて、すごい!
もうひとつびっくりしたのは、社長が可愛らしいお若い女性だということ。手腕・・・関心。すごいなぁ。ブレインも女性でかためてる。応援したくなりますよねー。