2012年5月27日日曜日

思いでのプレート




このふたつのプレート、実は言葉が彫ってあるんです。スペインに住んでいた頃に、小さな村の夏祭りのイベントでお菓子のコンテストがありました。13年前のこと。まだ小さかった娘たちとケーキを作って参加したんです。それでその時に優勝して頂いたもので、記念の言葉が記されています。

今回の「修道院のお菓子」の本にこのプレートたちの出番があったのです。

スタイリストの大谷マキさん、私物のパリで見つけたというアンティークな型や素敵なかごなど撮影時色々なものを持ってきて下さり、毎回の撮影が楽しみでした。
 私の私物も素敵にスタイリングしてくださって、中でも亡くなった母が編んだレースなども素敵に登場させてくださった時には思わず胸がいっぱいになってしまいました。

そして、このふたつのプレート。存在をすっかりわすれるほどの場所に置いてあったのを、大谷さんが発見。そしてひとつはりんごケーキと、もうひとつはくるみのお菓子と。大谷さんの手にかかると村でもらった記念プレートもとってもおしゃれに♡

今回の本はそんなスタイリングひとつひとつにも実はストーリーがあるんです。

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