2012年5月20日日曜日

Lauraの刺繍ワークショップ

バルセロナの友達ラウラが来月、渋谷のNidiギャラリーにて刺繍のワークショップをおこないます!!

ラウラはパリやバルセロナ、チリで刺繍修行し、現在デュデュア・バルセロナで刺繍の講師をしている25歳の女の子です。

特に彼女が得意としているのが、ぷちぷち刺すだけの刺繍。楽しくて可愛くてはじめたら止まらなくなる刺繍です。

ワークショップは6月9日、10日です!
私の修道院のお菓子もつきますよ~♪ ぜひご参加ください!
詳しくはこちら→→Nidi Gallery







まもなく新刊が出ます!

 私自身も待ちに待った「修道院のお菓子」(地球丸:天然生活ブックス)が25日に発売となります(書店に並ぶのは26日頃かもしれません)!修道院にまつわる
50レシピが美しい写真と可愛らしいデザインで、とっても素敵な本になりました。

表紙の版画を作成してくださったのはイラストレーターのいとう瞳さん。中世の雰囲気をかもしだしている修道女の姿がうれしい。いとうさんにお会いしました。どんな風に作られたのか、聞いてみたかったし、お話しもしてみたかった。版画はほぼ表紙と同じサイズでゴムで彫られたそうです。

一昨日、いとうさんが参加してらっしゃる「パラソル展」を拝見してきました。人気のイラストレーターイナキヨシコさんといとうさんとのコラボの傘。やはり版画を刷った生地を使ってる!








2012年3月1日木曜日

お久しぶりです!

 今日から3月だというのに、寒いですね。昨日は雪まで積もり、今年はなんとも寒さが厳しい年となりましたね。寒さに思わず気持ちも暗くなってしまう今日この頃です。でも昨年頂いたチューリップが球根に緑の葉をつけはじめました。そんな暗い気持も健気な新しい芽には元気づけられます。春までもう少しですね。

相変わらず、時間の配分が下手なのか、なんとなく毎日忙しく睡眠時間も少なく慌ただしく過ごしております。
昨年楽しく記されて頂いた修道院のお菓子、中途半端になっていますが、朗報です!修道院のお菓子の本のお話が決まったんです。それもとっても素敵なスタッフが集まって下さいます。
私にとってはスペインで暮らしていた頃からずっと大切にしていたテーマ。それが本という形になるのは本当にうれしい。
いよいよ今週末から撮影がはじまります。修道院のお菓子のレシピがたくさん詰まった素敵な一冊になること間違いなし!5月末には発売の予定です。お楽しみに!

最近の掲載誌、今さらながらですが、
dancyu3月号(来週4月号が出てしまうけど!)に「素朴で温か、バルの煮込みレシピ」を載せて頂きました。「大切なじゃがいも」や「ニンニクのスープ」などこの季節にうれしいあったかいメニューです。


ま、ピザ特集ですが。。

ちょっとまた遅いけど、「婦人之友」2月号


しばらくブログをチェックしていなかったら、なんとフォントが勝手に大きくなっているではないですか! な、なぜ???
未だ分からず、記事ひとつずつフォント変更しなくてはいけないみたい。以前の記事すべてが大きいフォントなの??とりあえず、少しずつ変更していきます。あ~~フォント地獄突入です。



2012年1月7日土曜日

遅くなりましたが。

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

気持ちはまだお正月でいたいところですが、昨日は小寒。
もう寒中お見舞いの方が合う時期となってしまいました。からりと晴れた気持ちの良い空ながら、朝晩はきりりと刺すような空気の冷たさ。 これから寒さはますます厳しくなるんでしょうね。

年末、年始は追いつかなかったシワ寄せで少なからず仕事をすることに。。。(>_<) 4日に父が突然肺炎で入院。5日は雑誌の撮影で初仕事。撮影後、すぐ父のいる病院へ。。。と結局慌しい1年の始まりです。

昨年に続き、修道院のお菓子のこと、記していきます。
そして以前のように日々のことなどももう少しまめに綴っていけたらと思います。

今年は明るい年になりますように。
みなさんにとって、健やかで幸せいっぱいの年になりますように。

2011年12月25日日曜日

男子食堂

早いもので、もう12月。ことことと煮込む料理が多くなってきたこの頃。自分で日々を追いかけているのか、日々に追われているのか。年を追うごとに日々が過ぎるのがまるで猛スピードに感じます。
12月は1年の締めくくり。友人たちとの集まりも多くなるうれしいこの月。残り少ない日々を充実させたいと思います。



先日発売になった「男子食堂」2月号(KKベストセラーズ)にお料理載せてただきました。
「監修」ってなってますけど、料理もちゃんと作ってます。
男子の料理雑誌が増えつつあるようですね。パエリャはまさに男子の料理。男性諸君、必見です!

2011年11月27日日曜日

修道院のお菓子:ビトリア(バスク地方)

この日はサルバティエラからバスに乗り、朝乗り換えた場所、Vitoria ビトリアに戻りました。

ビトリアはバスク地方(自治州)の州都で、人口も多く、経済、文化、そして緑にも恵まれた街。一度は訪れたいと常々チャンスをうかがっていたところ。

そんな街にスペインの知人にも薦められた修道院の一つがありました。お菓子作りでも名高いMonasterio de La Inmaculada インマクラーダ修道院です。どうにか午前中に行きたいと気がせき、バスターミナルからタクシーで向かいます。



白い木枠をつけた出窓が印象的な街並み。歴史建造物がたくさんある旧市街の中心地にその修道院がありました。



この建物の歴史は古く、17世紀前半に建てられたのだそう。
修道院の宗派でもあるクララ会自体は13世紀からビトリアに存在していたようですが、歴史的な経緯ももあり19世紀になってからこの建物に移ってきたとか。

いずれにせよ、なにもかもが気の遠くなるような時間の営みを刻んでいます。ファザードの聖アントニオの像は通りを行き交う多くの人達を長い長い間、見守っていたのですね。



正面ファサードの右横にこんな入口があり、



迎えてくれたのは、見かけずっしりの修道女。見かけとは違い軽やかな声で優しくひとつひとつのお菓子の説明をしてくれました。

修道女の後ろに並ぶ様々なお菓子。ここのお菓子の種類がまた多く、私は一瞬パニック状態に。。箱入り、袋入り。量もいろいろ。



全部試したいという気持ちを抑えながら、まずは食べてみたかった修道女のマドレーヌを選びました。

スペインでは“Magdalena マグダレナ(Madalenaマダレナとも)”と呼ばれ、朝ご飯におやつに親しまれているお菓子です。



このマグダレナの起源、フランス生まれ、ギリシャ生まれなど諸説多々あります。もともとは帆立貝の型で作っていたものが元祖。サンティアゴ巡礼の道行く巡礼者に若い娘マグダレナが巡礼のシンボルの帆立貝の形をしたお菓子をふるまった、というスペイン発祥の地説もあります。

実は多くのお菓子がスペインから他のヨーロッパの国に広がっています。そのお菓子のほとんどが修道院に基を発し、王室や貴族の婚姻、修道女たちの伝播などにより広がっていったのです。
まだ家庭ではかまどがなかった頃、修道院では大きなかまどを所有していたのでお菓子作りが盛んだったのです。卵、蜂みつ、砂糖、小麦粉をいつでも所持していたのが修道院だったことも理由のひとつです。

このマグダレナもフランスで生まれたという、その何世紀も前からスペインで作られていたらしいのです。
う~ん、マグダレナはやっぱり“聖マグダラのマリア”の意ではないかしら。。そしてやはりその起源はスペインの修道院ではないかと思うのです。



マグダレナ、しっとりとしてとても美味しかった!
そして“Coco” ココナッツボウルもまたコンデンスミルクの味が濃厚でおいしかったこと。

下の画像は“Rosquillas” ロスキージャス。スペイン風ドーナツで、これもまたドーナツの元祖に違いないのでは・・と思っております。さくっとした食感がくせになります。



以上は袋入り。
日本に持って来て少しずつ大切に味わっているのが、この箱入りの“Turr?n de la abuela” おばあちゃんのトゥロンと名づけられたチョコレート。トゥロンは前述したクリスマスに食べるお菓子。ふつうはヌガータイプなのですが、これはざくっとした形。手作りらしいところが素敵です。

小さく砕いたアーモンドをキャラメルでコーティングし、チョコレートで包んでいます。これがまた美味しいの♡



時間ぎりぎりで入ったインマクラーダ修道院を後に、まずは悲鳴をあげてるお腹のためにお店を探してから少し街を散策することにしました。


2011年11月13日日曜日

修道院のお菓子 サルバティエラ(バスク)

この日はちょっと早めにホテルを飛び出し、Vitoriaビトリアに出掛けました。

また、バスに乗っていくので気を引き締めて。
と思ったら、今回は全指定席で、すでに大変な混みよう。
週末をどこかで過ごし、ビルバオからビトリアの大学に帰る学生たちでごった返していました。

ビトリアに1時間15分ほどで到着。バスターミナルで違うバスに乗り換え、まずはさらに東に30kmほど離れたSalvatierraサルバティエラの修道院を訪ねることにしました。




バスク地方のアラバ県にあるサルバ・ティエラ。
またこれが小さな小さな村でした。





村の中を歩いて行くと、教会"サン・ファン・バウティスタ"が見えてきます。15世紀に建てられたという歴史ある教会です。



教会の左奥に見えるのがサン・ペドロ修道院・・が、ちらりと見えたのがクレーン車、それに工事中の大きな音。とっても嫌な予感。。。のとおり、なんと修復工事の真っ最中でした。「昨日のバスの次はこれ??」と一瞬にして半泣き状態の私。。



工事現場に行くと「修道女たちはいないよ」と冷たい言葉が返って来るだけ。訪ねても修道女たちのお菓子のことなど全然知らない様子。

帰るべきか否やか迷うものの、とりあえず何人か道行く人に訪ねると、修道女のお店が出ていることが判明!「きっとお菓子だけ売っているお菓子屋さんね。。あ~でも良かったあ」。




それは、村の中にひっそりとありました。
このディスプレイ。まさにお菓子屋さんです。



でも扉を開けると、迎えてくれたのは修道女ではないですか!

中にお菓子が並んでいるわけでもありません。このお店、修復工事中の臨時のお菓子売り場だそう。

「どこから来たの?え?日本なの?」と驚きの声をあげ、「地震は大変だったわね。あなたのところは大丈夫だったの?」、労いの言葉もかけてくれました。



それにしてもこの修道女、どこかで会ったような気がしてなりませんでした。それにお菓子たちも。
あ!以前観た動画だわっ!! 日本に戻り、その疑問が払拭!修道院名をちゃんと聞きとってなかったのに、偶然にも訪ねることができたなんて!うれしいじゃないですか♡

しかし写真でさえ駄目という修道院が多い中、こんな風に男子禁制の内部のルポを許可するのは珍しいはず。いくらキッチンと教会だけとは言え。→
動画はこちらから。


お菓子の種類がたくさん。全部試したいくらいでしたが、持って帰るのにも限界ありますし、大いに迷いました。

トゥロンを2種類、袋にたっぷり入ったポルボロン、チョコレート菓子2種類を購入。ちなみに袋入りと箱入りがありました。

まだトゥロンは食べていませんが、このチョコレートがとっても美味しい!
ひとつは中に生チョコが入ったリッチな大粒チョコレート。もうひとつはヘーゼルナッツが入ったチョコレート。袋や箱には"Clarisas クララ会"と記されています。



そして動画でも作っていたChoco-Nuez。チョコレートの入ったパイです。
これは近くの公園で食べてみました。かなり濃厚でした。



次はビトリアの修道院を訪ねるために再びバスで移動です。