春野菜のメネストラ
野菜の本当の美味しさは旬のものに限ります。
と、言ってもなかなか野菜本来の味に出会うのが
日本では難しいですね。
今月のお教室で、
そしてNHKラジオ講座テキスト今月号で、
紹介させて頂いた北部ナバラ地方、リオハ地方の
郷土料理「Menestra de verduras」です。
今ではスペイン全土の家庭で楽しんでいる野菜料理です。
写真だと分かりませんが、ソラ豆もたっぷりです。
これらの野菜の他にアーティチョークが入っているのが
定番ですが、芽キャベツを入れる時もあります。
はじめてスペインでこのお料理に出会った時、
野菜がクタクタになったものが出てきました。
家庭やお店によってもスタイルは多少違うのです。
カルド(おだし)をひたひたに入れたり、
野菜を茹でずに揚げる場合もあります。
私は楽なこともあるけれど、硬めに茹でたものが好きです。
最初の頃はあまりこのお料理の良さが分かりませんでした。
今はほんのりと香るワインとにんにくが野菜の甘さを
引き出し、野菜の味を楽しめると実感しています。
そして何と言っても、
たっぷりと野菜が食べられる贅沢も。。
今月のお教室でご紹介したもうひとつ。
春野菜ではありませんが、日本でも1年中手に入る
赤ピーマン(パプリカ)のクリームスープです。
赤ピーマンって甘いんだなあ。。と実感できます。
夏にはきりりと冷たく冷やして食べると美味しいですね。
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