2013年10月14日月曜日

ラテンビート映画祭

おはようございます!
またすっかりブログ離れしてしまいましたが、
ラテンビート映画祭」、東京は今日が最終日です!
なんで、今ごろ〜〜!!

今日はスペイン映画「ふたりのアトリエ」が上映されます。
忙しさに、今回も行きそびれ、楽しみにしていたアルモドバルの新作を観そこねました。。涙。。
1月まで待つことになりそうです。。
私は今夜も行けるか危ういですが、
みなさん、ぜひ!(当日チケット確認のうえ!)

最近観た「メキシカン・スーツケース」「ポルトガルここに誕生す」のこともぜひ近くアップさせてくださーい!
(「ポルトガルここに誕生す」も11月1日まで!もうすでにレイトショーだけかも!)

取り急ぎ!

2013年9月30日月曜日

やさい流発売しました

昨年の朝日新聞土曜版be掲載レシピが本になりました。

有元葉子先生やウー・ウェン先生、ジョン・キョンファ先生方の
素敵なレシピ満載の充実の一冊です。
毎日の献立にすぐ使えるレシピですよ!ぜひお役立てください!















やさい流(朝日新聞出版)

2013年9月14日土曜日

修道院のお菓子連載はじまります!


NHKテレビテキスト「テレビでスペイン語」10月号から連載始まります。


タイトルは「トルノの向こうのお菓子の世界」。
口絵でお菓子と修道院を、本文では修道院のお菓子の歴史などの読みもの、
と知られざる修道院のお菓子の世界をご紹介します。
スペイン語の勉強をしてらっしゃる方、そうでない方もぜひ読んでくださいねー!

ここのところ、近況をお知らせしてませんでしたが、
今月は「オレンジページ」「オレンジページCooking」のタイアップページでタパスを、
「婦人之友」10月号ではヨーグルトケーキをご紹介していますので、ぜひ、活用してみてください!

2013年9月11日水曜日

ビクトル・エリセ

オムニバス映画「ポルトガル、ここに誕生す」が9月14日に公開されるそうです。
スペインの巨匠ヴィクトル・エリセ監督の作品も他3監督作品と共に上映されます。
や、やったー!!

エリセ監督といえば、「みつばちのささやき」「エル・スール」、
そして6月に東京でも展覧会があったアントニオ・ロペスの
ドキュメンタリー「マルメロの陽光」が代表的な映画です。
・・と言ってもこの大いなる監督は10年に一度のロングスパンで作品を発表するので、
長編はその3本だけ。確かもう70代になった監督・・やっぱり少ない。。

2002年のオムニバス映画「10ミニッツオーダー」が最後だったので、
あぁ・・やっぱり。もう10年以上経っているのですね(震災の時に
3分メッセージもありました!)。
今回の作品、長編ではないのが物足りない気持ちはあるものの、
待ちに待ったという人も多いことと思います。

ところで、「ミツバチのささやき」は私のベスト映画です。
この映画の詩的な美しさは素晴らしい。
何度観ても、その美しさは色あせません。新鮮な発見さえ何度ともなく
訪れます。どこで止めて観ようが、切り抜いて観ようが
一コマ一コマが極上の絵画のよう。





「エル・スール」も美しい作品です。
どちらも幼年期の終わりと次の段階へ移行する少女の物語。
今、こうやって画像をアップしていても無性に観たくなってしまいます。



エリセ監督の作品をまだ観てない方、ぜひこちらの10分間の
映像「タイムライン」をお楽しみください!

これは「10ミニッツオールダー」というオムニバス映画から。
エリセ監督の他にもゴダールやカウリスマキ、ベルトリッチなど15人の巨匠監督たちが10分という枠で「時間」というテーマで競作を果たしたコンピレーション・フィルム。
短いながらもエリセ監督ならではの素晴らしい映像美が満喫できます。






2013年9月10日火曜日

電子書籍になりました。

「心も体も温まる スペインのスープと煮込みレシピ」
Kindle版が出ました!














Kindele ストア


2013年7月15日月曜日

セゴビアの修道院

引き続き、セゴビアの修道院です。

前回のように画像を左寄せにして文章をその横にしたいと
思っていましたが、携帯表示のほうがバラバラに出てしまい
ひどいことになっているようです。。ぐすん。
素人にはどうすれば改善されるのか、改善する余地もないのか
まったく不明です。。
なので、また今までどおりにします。


セゴビアでもうひとつ訪れたのは
サント・ドミンゴ・エル・レアル修道院。ドミニコ会の修道院です。
やはり旧市街の中にひっそりと佇む、歴史の古い修道院。
この修道院はお菓子ではなく、「工芸品」を作っていることで
知られています。




15世紀初頭からあるこの修道院、
ムデハル様式などを取り入れ、とても美しいそうです。
特に17世紀ゴシック様式の礼拝堂はしごく壮麗だとか。。
内部まで入る事はできないので、ただただ想像するばかりです。。






作品の数々。居合わせたスペイン人の女の子たちは
友達の結婚式のお祝いにするために、オーダーしていたものをとりに来たところでした。




手工芸ということもあり、ひとつずつが意外と高いのです。
どれも素敵だったけれど、小さめの可愛らしいものを購入しました。


2013年7月6日土曜日

セゴビアの修道院





















マドリッドから車で1時間ちょっとのセゴビア。
ローマ時代の水道橋、中世のお城など歴史的建造物も多く残り、
旧市街は世界文化遺産でもある、観光地として名高い町です。




















昨年の秋のことですが、セゴビアの修道院を訪ねました。
観光地と言えども、ちょっと小径に入ると人も少なく
静かな空気が流れています。





















インマグラーダ・コンセプション修道院も
旧市街のそんな小径に。

















フランシスコ会の修道女たちが
この建物に住みはじめたのは
120年前 だそうです。

小さな入口の上にある聖女マリア像
がかわいらしい。





前もって許可を頂いていたので、
たくさんお菓子や料理、修道院の生活の
お話をうかがうことができました。

3人の修道女たちとお話しましたが、
最後まで色々と話を聞かせてくれたのは
リリアーナ修道女。
祖国コロンビアからこの修道院に
やってきたのが14歳という、現在28歳の
彼女、実は「スペインで一番有名な修道女」
と呼ばれている有名人なのです。

以前、スペインCS放送の
料理チャンネルで修道女の料理という番組を
同修道院の83歳のベアトリス修道女と一緒に
担当していたのです。
料理本も出版しているので、積極的に公共の場に出ているのかと思いきや、収録も撮影もすべて修道院の中でだったそうです。生活にそんなに大きな変化はなかったと言います。

でも、リリアーナが見せてくれたレシピファイルは
写真入りできれいに整理されていました。
今まで見たことのない、専門家っぽい感じですよ!

ファイルの中から、色々なお菓子の作り方を
教えてもらいました。アロス・コン・レチェや
プリン、揚げ菓子、パイ生地の作り方まで
丁寧に。
最後にはファイルから取り出してプリントしたレシピもくださって、 ありがたいです!

















お菓子の売店でポルボロン、クッキーなどを
購入しました。
その中でも美味しかったのがりぼんパイ。
なんでもないシンプルなお菓子なのですが、
軽くてやさしい口あたり。どんどん食べて
しまいます。