2011年5月23日月曜日

揚げミルク

 引き続き「キューピー3分クッキング」をやらせて頂いています。

今週の「レチェ・フリータ」を直訳し「揚げミルク」。なんとも可愛らしい名前ですよね!
��う~ん本には「揚げカスタード」としてしまった(>_<))
今週いっぱい動画で流れますので、ぜひ観て作ってみて下さい!
こちらです。
はじめてスペインのレストランで食べた時は衝撃でした。だってカスタードを衣つけて揚げるなんてびっくりですよね。そのうえ、大好きなCOBO先生に教えて頂いた時のその美味しさは今でもわすれられないお菓子のひとつです。そんなに油っこくなく口の中でクリームがとろりと溶けて。

もともとは修道女たちが余った牛乳を使い、少しでも保存できるようにと考えたお菓子だそうです。お鍋でかためになるまで3分くらい練るのがコツです。時間が短いとやわらか過ぎてしまうので気をつけて下さいね!

油っこいな~と気になる方は分量を半分にして、小さめに切って作るのも良いですよ。

2011年5月13日金曜日

新刊です!


家庭で作れるスペイン料理」 
河出書房新社 
1680円

 スープからお菓子まで、スペイン料理盛りだくさんです。今までの私の本と同じように全く肩肘張らずふだんの食卓で楽しめる料理ばかりです。スペイン料理がきっと身近になるはず。ぜひ毎日のおかずにまたおもてなしに作って下さいね!
読みものも楽しんで頂けたらうれしいです。

書店には16~17日に並びます。

大きな地震の最中にも、またその後も本を作り続けて下さったスタッフに感謝しております。ありがとうございました。

みなさんの食卓がスペイン料理で楽しくなりますように。

2011年5月8日日曜日

チューロス


昨日の“キューピー3分クッキング”では本当にお恥ずかしい…

チューロスの簡単で美味しいことを伝えたかったのに、なんたる失態。

久々(3年ぶり)の3分クッキングでの緊張はもちろん、番組の流れをつかめない鈍さ加減。。私のテンパりがハンパないです(汗←まさに!)わかりにくかったら申し訳ありません。


絞り袋と口金(星型可花型)があればとっても簡単に作れる、スペインの本場の味です。外はかりっと、中はもちっとおいしいですよ!ぜひ試してください!わからなかったらコメントくださいね!


これから今月、来月と毎週土曜日スペインの気軽に作れる美味しいお菓子をご紹介します。来週土曜日はポルボロンです。

良かったら去年のバルセロナのチョコラテ日記も見て下さい!

2011年2月23日水曜日

最近の掲載誌

 またまたすっかりblog離れしている間に時はあっという間に過ぎ、私には残酷な誕生日というイベントも過ぎ、春ももう間近ですね。

��月ももう終わりにつき、ちょっと焦って掲載誌などのご紹介です。Twitterでつぶやいたり、お教室ではおしゃべり過ぎるくらいにお伝えしているのですが、blogを見て下さってる方、遅ればせながら見て頂けたら幸いです♡




特集「道具好き」の40人の中に私の名前も。。
こだわりの道具はまだまだ増やしたいし、手放せない大切なものも。おいしいお料理にはいい道具あってこそ。
を実感する特集です。

キューピーハーフの「おつまよ」2月担当です。
こちらから →
おつまよ




集英社のムック本「お料理@LEE」に
タパスを紹介させて頂いてます。
料理の写真が私が撮ったのでさえない。。。
でもどのお料理もきっとお役に立つと思います。
ぜひぜひ試してみて下さいね!




2011年1月7日金曜日

新春の良き日に 

 あけましておめでとうございます。

年末から父がヘルニアで動けなくなり、大晦日にも救急病院と実家通い、溜まっていた仕事も押せ押せになり、慌しい新年となってしまいました。大掃除なしの大晦日になんとなく暗い元旦と原稿書きに精を出す年初めと相なりました。

それでも、恒例の武蔵野八幡宮への初詣は欠かしませんでした。
今年のおみくじは「末吉」。欲を出さずに頑張りなさいとのこと、少ない吉だとなんだか余計その範囲内で思いっきり「頑張ろうじゃないの!!」と元気づけられるのは、私だけかな。

しかし、また随分とBlog離れが続きました。今日も前の記事を読んでくださってるという方がいらして、嬉しい気持ちと申し訳ない気持ちになりました。いや、申し訳ありません。

今朝までかかって原稿を書き上げ、今日は1日開放感に満ち、「フリーダーム♡」という感じですよ!
それで、これから次の仕事にとりかかります。

何人かの方から「単発クラス」のお問い合わせを頂きました。2月下旬にパエリャとスペイン料理のクラスをと考えています。追って、こちらで発表させて頂きます!よろしくお願いします!

もう、あっという間に1週間が過ぎた2011年ですが、遅ればせながら、
みなさんにとって健康で素晴らしい1年になりますように!!
今年もどうぞよろしくお願い致します!



2010年11月8日月曜日

サフラン球根の芽



先日頂いたサフランの球根から芽が出てきました。
ということでそろそろ土の中に植えないとね。

以前、とってもきれいに咲いたサフランです。
http://j.mp/ava7kA

2010年11月7日日曜日

あんこう


月めくりのカレンダーもあと1枚。すっかりまたブログご無沙汰してしまいました。ブログを見てくださって単発クラスに来て下さった方々にお礼を述べることもなしにとんだ薄情者で、相すまなく存じます。
遅くなりましたが、3回の単発クラスに参加して下さった方々、本当ありがとうございました。魚貝のパエリャ、栗のパエリャ、楽しんでくださっていますか?



 

ちょっと調べたい事があって久しぶりにICCAT元事務局長、農学博士の三宅眞氏の「魚歳時記」という資料を読み直してみました。

三宅さんが国際公務員としてスペインに在住なさっていた時期に、当地の日本人新聞に連載なさってた魚にまつわるはなしをまとめたのがこの冊子、スペインに住んでいた私には魚バイブルでした。スペインの魚貝をどう扱い食べるかを中心に、魚貝の知識など大いに役立たせてもらいました。そのボロボロになった冊子を今手に取ると、もうなんとも愛おしい。



今日は「アンコウ」のページを読み返すことに。

スペイン人のアンコウ好きをよく口にする私です。だってスペインのアンコウの身の部分をおいしく食べるあの幸せを知ってもらいたいんですもの。。。ふつうに近所のお魚屋さんやスーパーで買うのって身が少ない!白いぷりっとした身をアーモンドソースやトマトソースなんかで煮込むとこの季節たまらないです。残りのスープでおじやにするのがまたいい。パエリャとの好相性はもちろんです。またグリルにしてオリーブオイルとワインビネガーでさっぱりと食べることも。そうなんです。スペインではアンコウはとても身近な魚なんですよ。



ところで三宅さんのおはなしにこんなものが、

「(アンコウの)胃の内容物を調べていたら海鳥が入っていたという報告が時たま見られる」生物調査で、胃内容物調査というのがあって海全体の生態系、さらにその生物が食物環のどこに位置するかを知るのにそれって大切な調査なんだそうです。しかし、アンコウ・・あの大きな口は半端ないですよね。「胃の中にありとあらゆる底棲の生物が発見される」って、苦笑。

スペインでは「Rapeラペ」と呼ばれ、和名は「キアンコウ」。日本のアンコウとほとんど同じ種類だそう。バスクからガリシア地方、北の地域で獲れるのですが、胆はきれいにとった姿で売られています。(たまに売られていることもありますが)

さて・・・・胆はどこへ・・・

http://j.mp/dgTbyE
日本ラベル、スペインラベル、どちらが好きですか?