2015年11月14日土曜日

プラド美術館展


先日、プラド美術館展に行ってきました。気品を携えた美しい煉瓦造りの建物が
心地よい丸の内の三菱第一号館美術館で現在開催しています。

小さな絵画を集めたこの美術展、小さいながらも、いや小さいからこそ惹きつけられる魅力的な作品が並んでいるのです。
ヨーロッパの美術館に行くとあの巨大な油絵に圧倒され、観ているうちにけっこう疲れてしまう。なんだか良いサイズなんですよ、これが。そして今回、その絵の素晴らしさが作家の並外れた天才度に小さいから凡人のわたしにも非常に気づきやすい・・ということがわかったのです。
この絵がほしい。これを家に飾れたら・・・なんて大それたことも思ったりし、スペインのかの時代、どんな人たちがこの絵を愛して飾っていたのかと思いをはせたり。少ないながらもベラスケスの作品も、グレコの可愛らしい絵も、ムリーリョ、ゴヤに出会えるのもうれしい、充分に見応えある価値ある展覧会です。 

そして、なんと!ミュージアムショップにわたしの本「修道院のお菓子」が!!


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