2010年8月15日日曜日

スペインチーズのすすめ

 また随分と書かずじまいでした。
書き始めると、調子よく書き続けるのに、少しでも空いてしまうと書けなくなってしまいます。
それもこんなに空いてしまうと何を書いていいのかキーを押す指もおぼつかなくなるのでした。
平気で日々の生活を記していたのに、それさえにも疑問がふつふつとわき、立ち止まってしまうという有様です。


ということで、また新たな気持ちで!ふだんの生活を記すのもそこはかとなく・・恥じらい感じますので(今更ですよね・・)、ちょっとスペインチーズのことを。

先日、仕事でスペインのチーズを食べ比べる機会がありました。
フェルミエや神楽坂のアルパージュでは、ますますスペインチーズが充実していますし、ネットショップなどでいっそう身近なものになったのを久々に実感しました。
お値段はまだまだ高いとも感じます。まずは少量ずつ試してみるのはどうでしょう。


スペインのチーズの特徴は羊乳が多いこと。それと山羊乳などでも作られていることです。日本人の私たちにはミルキーな牛乳で作ったチーズが馴染みやすいかもしれません。ところが私はそのミルキーなかたまりのチーズが苦手でした。ところが、スペインに住むようになり羊のチーズが大好きになり、ミルキーなチーズも克服。ということでチーズ嫌いな方にもいいと思うんです。
スペインには100種類以上ものチーズがありますが、その中のいくつかは原産地呼称保護を受け、伝統的な作り方を守り続けているものがあります。まずはその中から入門編なるものをごく簡単に記します。スペインチーズ初挑戦の方におすすめです。
画像がなく、これがまたブログをアップする気喪失の一番の要因なんです・・それで「El Pais」紙からの「スペインの代表チーズ」切りぬきで、お許しを。


羊乳
マンチェゴ ⑧ Manchego
スペインでとても愛されているチーズです。
ドン・キホーテで名高いスペイン中央部ラ・マンチャ地方が原産地。
強いコクと羊乳の独特な香りとかみしめると広がる甘さが魅力です。セミ・ハードから長熟成ハードタイプまであります。スペインの赤ワインのベストなお供はこのマンチェゴ、生ハム、オリーブ。


牛乳
テティージャ ⑭ Tetilla
スペイン東部ガリシアが原産地。ガリシアからピレネー山脈までの「緑のスペイン」と呼ばれる北の地域は牛乳のチーズが中心です。
テティージャとはおっぱいという意味。形はまさにおっぱい。ネーミングはまんまです。別名「修道女のおっぱい」。これのほうがさらにいやらしい。とはいうものの、味はしっとりとしてミルキー。親しみやすい味です。加熱するとしっとりと溶けるのでお料理などにも使ってもおいしい。


山羊乳
ムルシア・アル・ビノ ⑨ Murcia al vino
羊や牛と違ってどんな環境にも強い山羊は一定の地方で昔から重宝されていました。地中海地方、アンダルシア地方などがそうです。長い名前ですが「ムルシアのワイン風味チーズ」。その名の通り、赤ワインで洗ったウォッシュタイプのチーズです。中は美しい白い色。外はまた美しいワインレッド。セミ・ハード~ハードタイプで味はクセのないすっきりとした味にほんのりとワインが香ります。食べやすいです。


ブルーチーズ
バルデオン ⑮ Valdeón
レオン県の深い谷で作られる上質の牛乳から作り上げるブルーチーズ。しっとりとし、香り豊か。ミルキー加減と青カビの塩味のバランスが良く、コクのある上品なブルーチーズです。

チーズ、特にマンチェゴやブルーチーズをメンブリージョ(マルメロかりん:これについては追って記します)に合わせて食べるのがスペイン風。メンブリージョ、なんとフェルミエで購入可能です。ちょっと高いけれど甘くて少量ずつ食べるので損はない金額だと思います。

バルデオンと合わせてみました。こんな風に小さなピンチョスにすると食べやすく、赤ワインに好相性。クセになります。もちろんお食後にも。スペインでは子供たちも大好きなおやつでもあります(その場合はブルーチーズではなくマンチェゴだったりします)。



次回は中級編です。

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